ビジネス書をいっぱい読もう、という本である。
その主張自体には何の異論も無いので、本を投資対象として捉える、他人の経験の疑似体験として捉えるといった、「多読」の動機付けの部分は違和感無く読めた。(私はだいたい1週間に2冊ほどの本を読んでいる。もっといっぱい読もう。)
私にとって最も印象的だったのは、本の読み方だ。具体的には「本を汚す」ということである。
本を読んでいてひらめいたアイデアや、著者の主張に対する自分の考えは、余白や白紙のページにどんどん書き込むべきです。メモやノートを用意して書くのも非効率的です。
このブログでは、読んだ本についてときどきこのような感想文(レビュー)を書いているが、本当はもっと多く書きたい。それができないのは、読んだときに「ここは面白い」とか「この辺のことをこう引用してこういう感想を書こう」などと考えていても、読み終わったときにはそれを忘れてしまったり、あるいは覚えていてもその箇所を探すのが面倒になったりするからだ。
メモ帳やテキストエディタを開いた状態で読書をすればそんなことは無いだろうが、私が読書をするのはたいてい通勤途中の電車の中であり、それは難しい。結果的に感想を書く頻度が減ってしまうのである。
が、それは単に私が「本を汚してはいけない」という常識に囚われていたからだということに気づかされた。ペンを一本持っておいて、読んだ時点で余白にメモをするなり、本文に線を引くなり、ページの角を折るなり、あるいはその全てをしておけばよかったのである。
この本はまた、本は自腹を切って購入すべき、と主張する。
なぜわざわざお金を出して本を買うのか。図書館で借りてはいけないのか。知人が貸してくれた本ではダメなのか。それは完全に自分の所有物にするためです。
もちろん、「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」でも触れられていた、投資することで自分にプレッシャーをかけるという面もあるだろうが、逆に言えば、自分でお金を出して買ったのなら、その本を「汚さなければ損」ということなのである(中古で売るという明確な目的を持っていない限り)。
ということで、早速この本は折り目と線とメモで汚されることとなった。おかげでこの記事も楽に書けている。
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それ以外で面白いと思った点。
良いビジネス書を読むと、モチベーションがグッとあがります。
(中略)
朝の読書は、日々のモチベーションや仕事のリズムを作るペースメーカーの役割を果たします。
以前、「読書の効能」の中で、「読書は、やる気を出すためのエネルギー源である」と書いた。この著者はそれをより積極的に利用するために、朝一番に本を読了することにしているそうである。
なるほど、と思った。
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「レバレッジメモ」について。
良書との出逢いが数回限りの特別な体験で終わらないようにするには、条件反射的に現実のビジネスで生かせるように、読書をシステム化することです。
この「条件反射的に」という言葉が響いた。なるほど、そのためには反復が必要である。そのためにレバレッジメモ(いわゆるアンチョコ)を作る。非常に良くできたシステムだと思う。
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多読、読書後のフォロー、そして実践。まずはこの本自体をとっかかりに、やってみようと思っている。
| レバレッジ・リーディング | |
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もう既に実践済の話でした。
この本は間違いなく「買い」です
本のエッセンスをうまく抽出していますね。
素晴らしい。
TBさせていただきます。
こちらからもトラックバックさせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。