2004年10月04日

資産管理ソフトとアカウント・アグリゲーション

 毎回、文章の最後に純資産総額を書いているが、これは自分で逐一計算しているわけではなく、資産管理ソフトウェアの出力を写しているだけだ。使っているのは、「Microsoft Money 2004」である。

 実は資産管理ソフトを使い始めたのは今年に入ってからで、それまでは簡単な家計簿ソフトすら使ったことがなかった。ノートや表計算ソフトに、使ったお金や投資成績などをまとめようとしたことはあったのだが、面倒くさくなってしまい、なかなか続かなかった。
 だが、Moneyを使い始めてからは、日々使ったお金や、銀行口座、証券口座の情報を、非常にラクに管理できている。実際、便利なものだと思う。このソフトの長所は、私にとっては次の2点に集約できる。

 まず、同一のソフトで(今のところの)全ての資産を同じように記録・管理できることである。「買い物」と「銀行口座への入出金」と「投資」、これらを別々のフォーマットで記録しようとすると、訳がわからなくなってくる。例えば簡単な家計簿ソフトなら「買い物」と「銀行口座への入出金」ぐらいは同じように記録できると思うが、「投資」についてはおそらく無理だろう。一方で、投資成績をEXCELのような表計算ソフトに記録していくのは、日々の株価の移り変わりや、手数料、配当金、その他様々なイベントのことを考えると、非常に面倒だ。Moneyを使えば、日常の買い物と株の売買を同じような手続きで入力できるし、複数の銀行や証券会社の口座を一括して管理できる。

 もう一つの長所は、インターネットを直接利用できることである。株価のデータはもちろん、利用している証券会社がMoneyに対応していれば、取引履歴を(手で入力することなく)直接Moneyに取り込める。銀行についても、オンライン・バンキングが利用でき、かつMoneyに対応していれば、同じように直接利用明細を取り込める。また、私はそれほど利用しないので有難味を感じないが、クレジットカードの利用明細についても同様だ。

 *ただし、私が利用している証券会社の幾つか、銀行の幾つかはMoneyに対応しておらず、取引履歴は月に一、二度、手で入力している。

 このように「Microsoft Money 2004」は便利なソフトだが、新バージョンの「Microsofot Money 2005」はアカウント・アグリゲーション機能が充実し、さらに便利になっているようだ。アカウント・アグリゲーションとは、今回トラックバックさせて頂いている「週刊!木村剛」の「証券会社が銀行になる日?」というエントリで解説されている通り、要するに口座の一元管理である。

 「Money 2004」でももちろん口座を一元管理できるのだが、それはこのソフトの上でオフラインの作業をするときの話である。複数の口座にインターネットで接続するには、それぞれの金融機関のWEBサイトにブラウザを通して(ブラウザはMoney画面上に表示される)別々にアクセスし、データをダウンロードする必要がある。一方「Money 2005」では、MSNマネー残高照会サービスに登録すれば、オフラインでなくオンラインで口座を一元管理でき、明細を一括でダウンロードできるようになるらしい。

MSMoney2005
Microsoft Money 2005

 どんどん便利になっていくなあ、と思うのだが、一方で不安もある。セキュリティ上の不安だ。上記木村氏のエントリに対するトラックバックでも、そういった不安を指摘する声が多く上がっているようだ。

 私は現在でも、ある程度の不安を感じながらオンラインサービスを利用している。そして対策もしている。(例えば、何かあったときのために、紙の情報も保存するようにしており、こまめにオンライン情報と紙の情報の整合性をチェックしている。)また、もう少し資産が増えてきたら、一元管理でなく二元管理、三元管理をしていこうと考えている。

 便利さを享受しつつ、リスク管理も忘れずにやっていこう。どこに手間をかけ、どこの手間を省くのか、よく考えて資産を形成していこう。30億円を貯めるために。


現在の純資産総額:15,681,954円
30億円まであと:2,984,318,046円

posted by CatchYourBear at 01:35
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